【周産期】新生児内科-MESSAGE01-久米浩二先生

NICUの中で、
自分にしかできない
強みを身につけたい。

久米 浩二

新生児内科 医員

MESSAGE

鹿児島市立病院 新生児内科の魅力について教えてください。

全国でも最大級の病床数を誇り、鹿児島県で唯一の総合周産期センターなので、さまざまな症例を経験することができます。

また、新生児専用のドクターカー「こうのとり号」があるので、院外で生まれた赤ちゃんであっても搬送中に呼吸のサポートなどを行うことができます。

さらにドクターヘリの活用など、一秒でも早く治療に取りかかれる環境が整っています。院内の設備環境も良く、新生児内科を出たらすぐにオペ室があり、移動の負担を感じることなくフラットに行けることも魅力です。

研修をふりかえって、心に残っていることはありますか?

初期研修と後期研修の1年間は、市立病院の周産期センターで学びました。初期研修でNICUを回っているときは分からないことだらけでしたが、不思議と研修が終わったときに、「またあの場所で働きたい」と強く思ったんです。

なぜそう思ったのかその理由は今でもうまく説明はできません。でも、もともと集中治療に興味があったのと、やはり赤ちゃんが生まれる現場で小さな命を救いたいと思ったからだと思います。

もう少しここでの経験を積んだら、あのとき感じた想いを自分でしっかり認識できるのかもしれません。そういった意味でも自分自身の成長が楽しみですし、今後、NICUの中でも何かに秀でた、自分にしかできない強みを身につけていきたいと思います。

研修医の指導で心がけていることはありますか?

研修医に質問を投げかけないことです。

先に答えを教えるようにしています。答えを教えた上で、あとは研修医自身が調べたらいいと思います。

研修医は1、2ヶ月しかいないですし、何科に行くかも決まっていない場合もあります。だからわずかな時間も無駄にしたくないんです。 目標もこちらで定めてあげます。その人の進路に応じた目標を具体的に決めて、全部できなくても1つ2つクリアできたらOKだと思います。

どんな人が新生児内科に向いていると思いますか?

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すごくシンプルですが、この仕事が好きな人が向いていると思います。時間的にハードワークですし、他の診療科よりも働く時間は長いような気がします。だからこそみんなで助け合って乗り越えています。

医師同士も看護師さんともコミュニケーションはしっかりとれていますし、何より医師としてのやりがいを感じられる場所です。働く時間は長いですが、好きな仕事だったらそれも気にならない。そんな人が向いていると思います。

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