救命救急センターについて
ABOUT
インタビュー
INTERVIEW
鹿児島市立病院
救命救急センターの魅力についてインタビューしました。
スタッフ紹介
TEAM
(2022年7月現在)
救命救急センターのスタッフをご紹介します
メッセージ
MESSAGE
当院は3次救急医療施設として、そして昭和60年から続く救命救急センターとして、鹿児島の救急医療を支えるべく邁進してきました。以前から「救急医療は地場産業」と言われています。他県にある高評価のセンターの真似をするだけでは成り立たず、鹿児島にとって必要な医療を提供してこそ意味があるのです。
鹿児島は離島僻地が多く地形が入り組んでおり、県民の立場からいえば大きな病院にアクセスしにくい土地柄です。しかしながら人口10万人単位における病院数は全国1、2位と多いため、1病院あたりの医師の数がおのずと少ない、つまり一人当直が全国一多くなるという特徴もあります。さらに重症の転院搬送割合も全国で最も多く、これは改善していくべき点でしょう。
ドクターヘリやドクターカーの導入で病院前集中治療が可能となりました。鹿児島県において、地域の中核病院から鹿児島市内の病院への転院搬送割合は、2010年が38.4%だったのに対し、2020年では30.1%と下がってはいますが、これでも全国でワースト1という状況です。今後は地域の中核病院も成長していけるよう、地域全体で考えていく必要があります。
医療は生き物です。時代ごとに求められることが変わるため、柔軟に適応していかなくてはなりません。以前の救急は外傷患者が多く、外科のトレーニングに軸足を置いていましたが、現在は内因性疾患や精神疾患による自傷行為などが多くなりました。今後も自分たちがやりたい医療ではなく、求められる医療を提供していく必要があります。
だからこそ先を見据え、今後どのような疾患が増えていくのか、さらにそれを踏まえた上で若手の育成を考えることが大切です。しかしながら、「こういう人材に来てほしい」という枠はまったく設けておりません。救急医療を担う構成員は、多様性を認め合ってそれぞれに強い分野をお互いに協力しながら構築していく。それこそが救急医療だと思います。これからも地域医療の最後の砦として、スタッフ一同努力してまいります。
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救命救急センターDr.のトークルーム
今後の目標は救急専門医を取得し、将来的には故郷(奄美大島)の医療に貢献したいと思います。
<当院の働きやすさ>
子どもが8人いますが、当直明けの早上がりや代休休暇、育児休暇など、融通の利く勤務体制のため8人の子どもの父親としての役割もしっかり果たせています。
<医師になって年数が経過しているけど救急に興味があるDr.へ>
3次救急から20年ほど離れ、とても不安でしたが周囲の先生のサポート、ご指導があり当直からDr.カー、Dr.ヘリ業務をこなせるようになりました。
ブランクのある先生でも再教育を受けながら力をつけることができる理想的な病院だと思います。
岩崎 勇登 先生
梶原 伸介 先生
一緒に鹿児島の救急を盛り上げていきましょう。
最初は他の専門でしたが救急が大好きで、この世界にいます。3次救急も経験したいけど、勤務についていけないのでは?と不安な方もいると思います。でも当院は大丈夫!!時間の調整が可能でオンとオフを区別できます。そして救急医として充実した時間を過ごせます。
川原 加苗 先生
長間 将樹 先生
当科では病院前から集中治療まで幅広く深く診れます。是非我々と共に成長しませんか?
可能性あふれる鹿児島の救急を一緒に盛り上げていきましょう!
勝江 達治 先生
米澤 智子 先生
先生方のご理解・ご協力があり子育てとの両立が出来ています。是非、ご相談ください。
救急は大変な時もありますが、いろんな疾患を経験でき、その後に様々な道が開けるのが魅力だと思います。是非、一緒に救急を盛り上げましょう!見学や研修をお待ちしております。