消化器外科
消化器外科のご紹介
当科は日本外科学会、日本消化器外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本内視鏡外科学会所属の各専門医、指導医資格を取得したスタッフを中心に消化器・一般外科領域の疾患に対する外科治療を担当しています。対象疾患は、食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、膵癌、胆道癌をはじめとした各種悪性腫瘍から、胆石症、胆嚢炎、虫垂炎、腸閉塞などの良性疾患、ヘルニア、痔核などの一般外科領域、外傷救急疾患などで、昨年度(2024年度)の総手術症例数は670件に及びます。
がん診療連携拠点病院の指定を受けている当院は、消化器内科医、放射線診断・治療医、臨床病理医などのスタッフが充実しています。消化器カンファレンス、腫瘍カンファレンスは毎週、術後病理レビューを含む総合カンファレンスは毎月開催され、キャンサ―ボードでの徹底的な症例検討を行い、高度な癌診療を追及しています。集学的治療にも力を入れており、腫瘍内科医も加わって術前後の補助化学療法、放射線治療の適応についても詳細に検討をして治療方針を決定しています。
食道癌、胃癌、大腸癌をはじめ、肝腫瘍、膵胆道腫瘍も積極的に腹腔鏡下手術を行っており、根治性を損なわず患者さんにやさしい低侵襲性の手術を推進しています。多くの肝胆膵高難度外科手術に対応しており、常時2名の肝胆膵外科指導医・専門医で年間40~50例の高難度手術を行っています。また大腸癌の80%以上は最新の手術支援ロボット(ダ・ビンチXi)で実施しており、九州管内では有数の実施件数です。
救命救急センターを擁する当院は、外傷も含めた腹部救急疾患も多く、その数は全手術症例の20%余りを占め、緊急手術にも2名体制で24時間365日対応しています。
学会認定施設など
日本外科学会専門医制度研修施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医修練施設B
日本消化器病学会認定施設
日本肝臓病学会認定施設
日本胆道学会認定指導施設
日本胃癌学会認定施設B
日本食道学会食道外科専門医準認定施設
日本気管食道科学会認定気管食道科専門医研修施設
スタッフ紹介
氏名 | プロフィール |
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副院長 |
1991年 鹿児島大学卒 留学:ジョンズ・ホプキンス大学(米国)外科 認定医・専門等資格 日本外科学会 専門医・指導医 |
科長 |
1994年鹿児島大学卒 認定医・専門等資格 日本外科学会 専門医・指導医
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科長 飯野 聡 |
1995年 鹿児島大学卒 認定医・専門等資格 日本外科学会 専門医 |
科長 |
1997年 鹿児島大学卒 留学:テキサス大学付属MDアンダーソンがんセンター(米国) 認定医・専門等資格 日本外科学会 専門医・指導医 |
科長 |
1999年 山口大学卒 留学:テキサス大学付属MDアンダーソンがんセンター(米国) 認定医・専門等資格 日本外科学会 専門医・指導医 |
医員 |
日本外科学会 専門医 |
医員 |
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