放射線技術部
各検査のご紹介
CT検査
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CT(Computed Tomography)とは、コンピュータ断層撮影法といい、身体の断面(輪切り)像を撮しま影すら患者様の周囲(360゜全周)から連続的に X線を照射する装置で、身体の広い範囲を立体的に撮影できるので、がんなどの病変の形や広がりをより詳しく調べることができます。
当院では、320列マルチスライスCT装置を3台設置しており、救命救急センターを含めた多くの検査に対応しています。腕の静脈から造影剤を注入しながら撮影する造影検査では、脳血管や心臓の血管(冠動脈)、腹部の動静脈を詳しく検査することができます。専用の3D画像解析処理ワークステーションを用いて、取得した画像データから目的臓器や血管の3D表示を行い、診断補助や手術支援を行っています。
近年ではアメリカの解析専門施設ヘ当院で検査したCTのデータをインターネットを利用して送り、約5時間ほどで解析し、診断レポートを送り返してくれるシステム導入により、多くの診断情報を得ることも可能になっています。
このような技術の進歩により、病気の発見から治療支援まで幅広く画像診断支援を行っています。
検査にかかる時問は10 ~ 20分程度です。